2017年4月、合同会社　Luciola ESTATE（ルキオラ エステート）を創業しました。

会社の命名とは、業種を象徴的に、個人名をベースに、国際等の修辞付き、等々そのモチベーションは多岐に及び、自由で幅広です。
我々は、複数の事業を構想し、個人名を付ける想定もなく、グローバルは前提ですからなかなか命名の起点がありません。想定している各事業の共通点を定義すれば、古くからある伝統的な価値を今の技術を融合した形で提供するということでしょうか。この概念はNeo-trad（新しい価値、伝統の創造）と呼ばれているようです。

2017年初頭、帰省の航空機内で機内誌を読んでいました。その機内誌には毎号ワインに関する記事があり搭乗の楽しみの一つでした。ワイン造りが家族経営時代の名残か、ワイナリーにエステートを冠するのはよくある話です。ワインに関する事業も魅力的ですし、エステートが“場”を含むなら企業名として親和性を感じます。

飛行機が向かう先、私の郷里は「蛍の里」として親しまれています。毎年6月には蛍を愛でる祭りもあり、夜にも関わらず多くの観光客で賑わいます。私自身も子供の頃から身近な存在でした。今でも蛍が光を放って飛び交う様を目の当たりにすると生の荘厳な美しさに感銘を覚え何か活力、エネルギーをもらいます。我々の提供するサービスや商品も単に役立つ以上の何かを感じていただける存在となりたい。蛍はまさに我々の事業理念の象徴のようです。

こうして社名　Luciola ESTATE（ルキオラ エステート）が生まれました。ご支援よろしくお願いします。

合同会社　ルキオラ エステート